ムーブメント

紙面を構成する時に、基本的な構成技法としてムーブメン卜がある。動きのあるものに、人の目は引き付けられる 。静止しているものは、見ていて心が落ち着くが、 心踊るような躍動感は得られない。 躍動感は、期待感につながる。見ていて楽しい、という感じは、ムーブメン卜から生まれてくる。チラシのデザインでは、人の目を捉える目的と楽しみを与えるため、ムーブメントを持たせたデザインを心がける。ムーブメン卜を出すためには、下に重いもの(写真とかイラスト)を集中させない。また、シンメトリーのレイアウトは安定するので避ける。できるだけ斜めを意識した構成を行う。視覚誘導が斜めになるように、レイアウトを考える。逆に、クラシックのコンサートなどのチラシは安定感を出すようにする。

文字の配置と読みやすさ

もっともプ口とアマの差が出てくるのがコピーの配置である。 その差がどこからくるかと言えば、相手のことを考え、読みやすくしているかどうかの配慮の仕方からである。

デザインされたものを見て、コピーの扱いと配置をチェックすれば、プロとアマの違いはすぐ分かる。それほど歴然と差が出る部分なのである。

原則は、コピーは余った部分に置くのではなく、読みやすい部分に置くことである。 まず、文字の大きさは高さ2mm以内は読めない、 3mm以上を標準にする。次に、1行26文字が人の目で追える限界であるので、それをできるだけ超えないようにする。また、コピーを

紙の端やケイ線ぎりぎりから始めないようにする。コピーの頭は、余裕があるところから始まるのが、読みやすく美しい。最後に、バラバラに離すと読みづらくなるので注意する。