色の誘引性

色は人の目を引き付けるカが強いものと、弱いものがある。これを色の誘引性と言う。文字の誘引性を高めることによって、人の目 を捉えることができる。特にキャッチコピーには誘引性の高い色が用いられることが多い。誘引性の高い色は、寒色系より暖色系の色であり、特に赤は、色相の中でもっとも誘引性が高い。

赤はイメージチャー卜では、もっともエネルギーが強い色であり、その強さで人の目を引き付ける。オレンジや黄も誘引性が高い。し かし、黄が強いからといっても、視認性の項目で述べたように、下地の色が明るい色の時は効果を失う。緑と赤は補色同士である。この2色の配色はハレーションが強く、それだけで目立つ。こうした理由から補色同士の配色も誘引性があると言える。

 

色の固有イメージ

色にはそれぞれ固有のイメージがある。色が持つイメージは、イメ ージチャートにあるような物理的なものが心理に作用してできたものと、昔からの習慣の中で根付いたものがある。しかし、赤は情熱というようにその両方が作用して定着しているものも多い。その固有イメージを使って、企業の個性とか商品の印象を浸透させることができる。それは、差別化にもつながる。それは、企業における経営戦略の中でもかなり重要な位置を占めている。CI(コーポレートアイデンティティ)という形で、展開されている。固有イメージはそれぞれピュアイメージカラー(純色によるイメージ)が元になっている。例えばピンクは赤というピュアイメージカラーに未来(若い)を作る白を混ぜて作られているため、若々しい情熱をイメージする色になる。