視覚誘導

意図通りアイキャッチできたら、次は読んでもらわなければならない。それには、内容が魅力的であることはこれまでにも述べてきた。 デザイナーはその上でさらに、興味を失わさせないようにしなければならない。 アイキャッチャーで捉えた目を誘導し、 最後まで見てもらえるようにする。これを視覚誘導と呼んでいる。視覚誘導は、決して感覚的なものではなく、人間工学的なことである。そこにもまた目が持つ習性と造形心理が用いられる。視覚誘導のメカニズムとして代表的なものは<目は同じ色を追う><目は同じ形を探す><人は順番を追う><大きいものから順次小さいものに目を移す><遠くのものより近くのものに目を移す>などである。 スーパーのチラシでZ式という視覚誘導が良いと言われているが、これも一つの方法でしかない。

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バランスとインパクト

人に訴える力のことをインパク卜と呼んでいる。インパク卜は人の印象に刻み込むための重要な力である。インパクトのないものは読んでいて、人を引き付けられず、途中で読むのを止めてしまうか、心を動かすことができない。したがってどのように、インパク卜を持たすかはデザイナーがもっとも注意しなければならないものの一つである。

インパクトを付けるのに、単純に迫力のあるイラストレーションや写真を採用し、大きな文字でコピーを飾るということもある。 しかし、それは一瞬の効果であって、メッセージの内容が単純な場合には有効ではあるが、内容が複雑な場合には適していない。一般的には読んでくれている人に、ほどよいインパクトを与え、最後まで引き付け、さらに気持ちに衝撃を与え、共鳴を得ることがインパク卜の方法となる。迫力のない工レメントを使っても、インパクトを与えられることが重要なのである。ものに重さがあるように、視覚的なものにも重さがある。<同じ色をした大小の形では、大きい方が重い><同じ面積でも、円形より四角形の方が重い><明るい色(黄色やピンクなど)よりも暗い色(青や黒など)の方が重い>という基本的なことがインパクトにつながっている。

重さを釣り合わせることが、バランスをとることになる。つり合いが取れている状態は実は最も緊張している状態である。支点が少しでもずれれば崩れてしまう。バランスをとるということは、緊張感を出すことであり、この緊張感がインパクトになる。

レイアウトには、いくつものパターンがある。写真や見出し的なコピーの配置を、三角形の位置に配置する。三角形の位置関係が緊張感を作り出すからだ。また三角形は、誘引性の高いムーブメントが得られるものである。